米子市立図書館の2階には、参考・郷土資料室という部屋があります。
ここでは、辞書や図鑑などがある参考資料コーナーと、
山陰に関する資料を集めた郷土資料コーナーがあります。
どなたでもご自由に閲覧していただけます。
館内の資料にかぎり、1枚白黒10円、カラー30円でコピーのご利用ができます。ご利用の際は、複写申込用紙のご記入が必要ですので、2階カウンターまでお申し出ください。
窓側に12席、カウンター隣に8席の閲覧席がございます。ご自由にご利用ください。
ご自宅からパソコンをお持込みになって参考資料、郷土資料を使った調査、研究をされる場合は、カウンターへお申し出ください。
窓側の閲覧席にコンセント差込口をご用意いたします。尚、持込の自習を閲覧席で行うことはできません。
自習は学習室として開放している研修室をご利用ください。
ご利用の際は、2階カウンターへお申し出ください。
各種有料データベースを、図書館で無料で閲覧できます。
複写も承ります(白黒1枚10円・カラー1枚30円)。
国立国会図書館がデジタル化した資料をインターネットで閲覧できるサービスです。
絶版等の理由で入手が困難な資料およそ150万点(平成31年1月時点)を、図書館2階パソコンで閲覧していただくことができます。
国立国会図書館デジタルコレクション
当館のパソコンを使って、昭和22年5月3日から直近までの官報を、日付やキーワードを指定して検索・閲覧できるインターネットサービスです。
インターネット版官報
当館のパソコンを使って、2000年1月1日からの日本海新聞記事を索引することができるインターネットサービスです。
農文協が運営する有料・会員制のデータベースを、米子市立図書館で無料で閲覧できるサービスです。
農文協の出版物などのデジタルデータを検索、閲覧、利用することが出来ます。
ルーラル電子図書館
日本統計情報センター提供データサービス「Mie-Na」の利用ができます。国勢調査など各種統計データをもとに地域の現況を分析し、地域の評価や購買力などを図やグラフを用いたレポートとして提供しています。
コピー代(白黒1枚10円、カラー1枚30円)のみでご利用いただけます。
市場評価ナビ「Mie-Na」
2階カウンターで取り扱っております。鳥取県全域、島根県松江市、出雲市、安来市のゼンリンを所蔵しています。過去の住宅地図も取り扱っております。住宅地図の複写は、著作権上見開き半分までが可能です。
「日本海新聞」「山陰中央新報」をはじめ、過去の新聞を紙媒体、マイクロフィルムで保存しています。
詳しくは所蔵新聞をご覧ください。
平成元年以降の新聞はコピー機で複写が可能です。
県外図書館が所蔵する図書を取り寄せて、当館で受け取るサービスです。送料が有料となります。
著作権の範囲で、国立国会図書館の資料複写の申込をしていただけます。(送料・複写代有料)
図書館司書が調べるお手伝いをいたします。
こんなテーマで資料を探している、〇〇について調べたい、読みたいけれどタイトルが分からない本など、お気軽にご相談ください。レファレンスは、図書館ホームページからもお申込いただけます。
レファレンスサービス受付について
およそ4000冊の辞書、事典、地図、図鑑、白書、年鑑といった参考資料を取り揃えております。
ご自由に閲覧していただけます。
『広辞苑』『六法全書』をはじめ、国語辞典や百科事典、統計年鑑、郵便番号簿といった、利用頻度の高い参考図書を置いています。調べものにご活用ください。
最新の紙媒体の官報をご自由に閲覧できます。バックナンバーは10年前からご覧いただけます。また、当館では官報情報検索サービスもご利用いただけます。
鳥取県をはじめ、全国の電話帳を設置しております。
およそ1500冊の外国書を配架しています。英米文学をはじめ、中国語、ハングルで書かれた本もあります。外国絵本も多数ございます。貸出もできますので、どうぞご利用ください。
当館は、鳥取県西部の教科書センターを併設しております。詳しくは、文部科学省教科書センターサイトをご覧ください。教科書センターでは,教科書を展示し,教科書の調査・研究の便を図ります。
当館2階カウンターにて教科書の貸出もできます。
また、当館は例年6月から7月の間に開催されている「教科書展示会」の会場になっており,ここでは、検定に合格して採択の対象となった教科書の見本を閲覧することができます。開催時期の詳細は、当館HPでご確認ください。
米子市をはじめ、およそ8000冊の郷土にゆかりのある資料を収集しています。
ご自由に閲覧していただけます。
もし、あなたが米子城についてしらべているとします。
あなたがしらべたいものは、どんな資料に掲載されているのか、たくさんの本の中からさがすのはとてもたいへんなことです。
そんなときにべんりなのが、この「冒険の書」パスファインダーです。
「米子城」「米子の歴史」「米子の民話」など、しらべたいテーマごとに、本や資料の紹介をしています。
どうぞ、この「冒険の書」をもって、米子市立図書館の郷土コーナーにあそびにきてください。
たくさんの本を読んで、ぼうけんに出かけてみてください(*^_^*)
大山開山1300年を記念して、米子市立図書館に所蔵する大山の参考資料のリストを作成しました。
大山の様々な研究書の紹介をしています。
米子市立図書館に所蔵する米子城の参考資料リストを作成しました。
米子城の人物や歴史、民話など、様々な資料を紹介しています。
米子市立図書館にこれまでに寄せられた米子城に関するレファレンス(資料相談)も一部ご紹介します。
「ふるさと米子探検隊」は、米子市立図書館が作成している小・中学生向けの地域資料です。
年に1回発行します。
調べ学習や自由研究にご活用ください。
県内で発行される市報、町報、公民館だより、議会だより、機関紙などを集めたコーナーです。
バックナンバーは書庫に保存していますので、ご利用の際は2階カウンターへお尋ねください。
藤本重郎は、東伯郡八橋(現 琴浦町八橋)に生まれました。30歳台で県会議員、戸長、小学校長などを歴任し、その間、川合清丸の真教創立同盟に参加しました。この組織が日本国教大道社となるやその幹部となり全国を行脚します。
その後、私財を投じて私設の図書館「藤本文庫」を設立しました。藤本重郎が明治45年に公にした「図書館設立趣意書」は当時としては画期的なものでありました。
重郎の晩年、5万冊のうち、3万冊が西伯郡教育会の所有となったことで、図書館設立に向けての請願活動が活発化、市政15周年記念として、昭和17年11月、錦公園(現 湊山公園)にあった商品陳列所内に米子市立図書館が誕生しました。
「藤本文庫」は名実ともに米子市立図書館の礎となった貴重な資料です。
子ども向けの郷土資料を収集したコーナーで、2018年に開設しました。神話をはじめ、郷土について描かれた絵本や、読み物をおよそ100冊所蔵しています。小さなお子さんから小学生まで、郷土に親しんでいただけるコーナーです。
当館が発行する「ふるさと米子探検隊」冊子シリーズも設置しております。ご自由にお持ち帰りいただけます。
自由研究などにお役立てください。
郷土にゆかりのある作家や人物の著作を集めたコーナーで、2018年に開設しました。
これまで書庫の中で保存していた郷土人文庫約1000冊の資料のうち、50~100冊を展示・公開しています。
内容は定期的に入れ替わります。
多目的研修室前に設けた、当館の貴重な資料を収めた書棚です。
(1)生田春月文庫 (2)大江賢次文庫 (3)たたら文庫 (4)綴り方文庫 (5)藤澤武義文庫 とあります。
閲覧を希望の方は、2階カウンターまでお申し出ください。
米子出身の詩人生田春月の没後50年を契機として、昭和55年10月に開設。
遺族から寄贈された多数の創作原稿、全集原稿、翻訳、書簡、日記類の他に、春月とゆかりの方々からも資料の提供をうけ、同時にその方達の著作も所蔵しています。
大江賢次(1905-1987)は、伯耆町(旧溝口町)生まれの小説家。溝口尋常高等小学校時代、最後の担任が池田亀艦でした。この出会いが自分にとって決定的なものであったと後に回想しています。雑誌『改造』の懸賞小説二等当選を契機に本格的な作家活動に入りました。賢次の作品はプロットの巧みさが脚本家たちに支持され、戦前期から多くの作品が映画化されました。とりわけ『絶唱』は3度の映画化、2度のテレビドラマ化など、空前の大ヒットとなりました。
2006年(平成18)、大江賢次のご長男、大江希望氏から、父君の残された貴重な資料の数々をまとめて米子市立図書館へ寄贈いただきました。未発表の自筆原稿から、小学校時代の絵日記や俳句作品にいたるまで、資料の内容は多岐にわたり、大江文学の全貌を見渡す上で欠かせない貴重資料となっています。
またこの時、元山陰歴史館館長の故杉本良巳氏からも、賢次自筆原稿の寄贈を受け、大江賢次文庫に収めることができました。
島根県簸川郡出身で、安来市の和鋼記念館(現和鋼博物館)元館長住田正男氏が収集された製鉄関係の資料を、遺族から寄贈をうけて、昭和60年に開設。 資料は出雲地方の鉄山師を代表する田部家の文書が多数あり、新たに日野郡の鉄山師、近藤家の文書なども加えました。
昭和4年ごろ、児童の教育で自らの生活を見つめさせる綴方教育が提唱されました。 この運動の中心メンバーであった峰地光重氏の遺作の寄贈を受け、作文教育の実践記録や児童の作文集を収集して、昭和56年に開設しました。
藤澤武義(1904(明治37)~1986(昭和61))は米子市生まれの無教会主義キリスト者です。横須賀の海軍機関学校在学時代、教官の影響により、内村鑑三の提唱する無教会基督教の信仰に導かれるとともに、関東大震災に遭遇、結核を患ったことなどにより退学を決意します。 郷土米子に戻った藤澤は、米子市勝田町の自宅にて伝道雑誌『求道』を創刊。信仰の立場から非戦と世界平和を唱え続けました。戦時下において『求道』は度重なる発禁処分を受け、藤澤自身は検挙・拘束されるなど当局からの弾圧を受けました。戦後『求道』の復刊。そして全国各地および海外でも精力的に伝道活動を行い、多くの人々に敬愛され心の拠り所となりました。 令和4年6月にご遺族の、藤澤光氏により雑誌『求道』全415号(藤澤武義主筆・発行)を寄贈頂いたのを機に特設文庫を開設。 『求道』全415号の一部は、戦時下での発禁処分の際、押収され、残っていませんでしたが、津山市の基督教図書館(森本慶三創設)が保存していた本誌を、藤澤光氏が複写され、ファイル綴りでまとめられたものを当館に寄贈頂き、著作、関連書籍計24点を受け入れ、そのほかの関連資料とともに特設文庫として所蔵しています。